応用学習

前記事『WEBプログラミングを始めましょう! 文字列と変数』にて、変数とその型について解説しました。本記事ではさらに型の理解を深め、演算までチャレンジします。

プログラミングには型がある

前記事で説明した変数の型について、もう少し詳細に解説します。

変数とは値を入れる「入れ物」です。2つの値を与えて合計を得るという例を考えてみます。与える値をx,yとして結果をzとした場合、「z = x + y」と表現します。では、”あ”と1を足すと、まともな結果が得られるでしょうか?計算としてはおかしいですよね。
よって、何が来ても良いようにxとyという入れ物を作りましたが、この2つは最低でも数値である必要があります。そうです、変数には入れる値に応じて「型」があるのです。

型の種類

数値以外の型は何があるでしょうか?PHPマニュアルからよく使う型を抜粋してみました。

説明 サンプル
整数 小数点のない数値 1, 2, 3
浮動小数点数 小数点以下をもつ数値 1.234, 2.00
論理値 真と偽のいずれか True, False
文字列 文字を連結したもの PHP, あいうえお

var_dump( )

PHPの変数宣言は、型を指定しません。最初に入れた値の型に応じて変数の型が決まります。プログラムのデバッグなどで、変数にどの型の何が入っているか知りたいときがあります。そんなときに使うのがvar_dump()です。実際に試してみましょう。

[実行結果]

var_dumpは、同じ2でも数値と文字列をちゃんと判断して表示してくれました。「string(1) “2”」は、文字列型で長さは1、値は2ですよ、という意味になります。

今後PHPの学習を進めていくと、数値と文字列だけでなくさまざまな型をあつかうことになります。型を調べたいときはこのvar_dumpを使います。忘れないようにしておきましょう!

代数演算子

代数演算子とは算術演算子とも呼ばれ、四則演算のことを指します。PHPでは固定の数値だけでなく、変数同士でも四則演算が可能です。

代数演算子の種類

代数演算子(四則演算子)の種類は以下のとおりです。数学に出てくる演算子とは若干異なるので注意してください。

演算子 説明 サンプル
足し算 1 + 1, $x + $y
引き算 3 – 2, $x – $y
掛け算 3 * 2, $x * $y
/ 割り算 4 / 2, $x / $y
% 剰余(割り算の余り) 8 % 3 結果は2

計算してみよう

では学んだことを使って、実際に計算させてみましょう。結果はechoを使って表示します。

[実行結果]

演算結果が正しく表示されました。

少し複雑な計算

小学校で習った算数同様、丸カッコ( )で計算の順序を指定することができます。

( )内は先に計算されます。3 * (5 + 8)の場合は5+8=13が先、そして3*13が行われるので答えは39になります。後半の式はさらに複雑になります。
まず、8 % 5が行われます。8÷5は1あまり3なので計算結果は3になります。次に5-3=2が行われ、最後に3*2が行われます。よって結果は6です。プログラミングにおいて波カッコ「{ }」は別の意味を持つため使用できません。丸カッコのみで計算式を構成することを覚えておいてください。

まとめ

本記事では変数の型と代数演算子を使った計算を解説しました。

とても基本的かつ大事なことなので、ぜひご自身でも数値や演算子をを変えて、結果が変わることを確認してみてくださいね!